9/12のにっき

出井さんは街を歩く番組が似合いそう。まあ勝手な願望なんだけど。どの街がどう見えてるのか出井さんのことばで話すところが見たいなあ~。売れたらやってほしいな、 でいさんぽ。毎週ほっとするようなレギュラー番組ができたらわたしはそれを人生の楽しみに生きる。最近は格闘技のことで楽しそうで嬉しいですね。9/12のにっき。

 

好きなブロガーさんが好きな街の話をするのがすごく好きで、そういう文章に出会った時この人の目で世界を見通したいと思う。でもそういうひとは往々にして思い悩みがちで、日常を生きるのが大変そうで、何事も感じすぎるというのは大変だ。

昨日書くのを忘れていた!「らじおと。」の出演が最近立て続けで嬉しい。すごくいいリポートだった~!物語と奇跡と「らしさ」が。

正直「らじおと。」があれば他はいらないくらいこの仕事が好き。朝だからまだ開ききってない喉から出る声が本当にちょうどいいと思う。朝を生きる人たちに、普段は夜を過ごす人の声は心地よく届いていることだろう。

餃子担当という謎の流れを見つけて、好きなの?と聞かれて「とりたてて好きではない」と言ったのがすごく好きだったり、お店独特のネーミングを紹介する時に「炒飯の…おなまえ、といいますか」と言ったのもすごく好きだったり飛び出てくる言葉の響きにやっぱり夢中だった。頭の中で相関図を描いて、線を結ぶのがすごく楽しくなる、順当に辿られていくお店までの道もすごく良かった。人と人とが結びついて、どんどん浮かび上がってくる町の中華料理やさん。

お店を切り盛りするお兄さん、料理人の弟さん、トンズラー似の店員さん、同じ名前のお店、その奥さん、通う人々、独特なメニュー。並べるだけでほれぼれしてしまう。言葉の羅列が楽しいのは、結ばれた星座にあるひとつひとつの星を拾う行為だからだ。あー良いお仕事だなあ…と思って聞いていたら、コーナーの最後が伊集院さんの「出井くん、面白かった!」で終わった。これ以上の賛辞はないと思った。

伊集院さんのラジオには伊集院さんがいて、伊集院さんが出井くん面白かった、というところが聞けたら、本当にいちファンにできることってこれ以上ない気がしてとても清々しかった。

前に行った南キャン寄席で山里さんが女優の悪口を言ったあと「俺はそのために言葉を磨いてきたんだから」と言ったのがずっと印象に残っている。わたしは出井さんに関してハイパー盲目なので(認めた!)、出井さんが書き残す憂いを帯びた物悲しい文章もすごく好きで、それによって磨かれる言葉があると信じていたところがある。だから、伊集院さんがこのもう再現できないピンク色の餃子を追いかけたリポートを聞いて「出井くん、面白かった」と言ったことはとてつもなく嬉しいことなんだよな~まだじわじわ噛んで喜んでる。

 

食べていい量がわからないのでわたしは自炊をしない。コンビニで「ひとりぶん」を買えばそれを食べたらいいのでそうしている。お酒もほんとうは家にウイスキーがあって炭酸水で割ればいいだけだってわかってるけどどこまで飲んでいいのかわからないので缶のハイボールを「ひとりぶん」買う。家に人を泊めるときはとりあえずたくさん作れば食べる量はその人が選ぶだろうから張り切って作る。料理を作るのは好き。

前に嵐の二宮くんが「相葉くんね、どこまで食べていいかわからないから、もう食べちゃダメだよって言ってあげるの」と言っていたことがあって目から鱗だった。わたしにも隣でもう食べちゃダメだよって言ってくれる人がいたらいいなあとそのときものすごく羨ましかった。

「ひとりぶん」って難しいなって思う。おにぎりひとつでおなかいっぱいのひともいれば牛丼大盛り3杯食べても満腹にならない人だっている。差し出す量がそのひとに見合ってなかった場合、多いほうが苦しめてしまうのではないか、と思う。押し付けにならなければいいな、と思うとわたしはもう足りない方を選んでしまう。むかし、夕食を全く食べない時期があったのだけど、その理由はスーパーで買い物をしていたら食べたいものが多すぎて何を食べたらいいからわからなかったから食べるのをやめたというのが理由でした。

西尾維新という作家が好きで、西尾維新の小説で主人公が「友達は作らない。人間強度が下がるから」というあまりにも有名な台詞がある。嫉妬や羨望で傷ついてしまうほど弱い人間が孤立の鎧を纏うことは何も悪いことじゃない。

好きなものに対する信仰心が強いので、すぐ周りの人たちや好きな人の幸せを願ってしまうけれど、もし、もしわたしのしあわせを1mmでも願っている人がいたとてわたしがそのために幸せの努力をするかといえば本当にそんなことはないので、まあそういうことは珍しいことでもなんでもないな。

わたしという人間がそうだから、できれば応援というものを糧にして愛情というものを餌にして承認で欲を満たせるそういうひとを見つけられることがいちばんの幸せだなと思うんだけどなかなかみつけられないな~。ままならない。褒めれば褒めるほど喜んでくれる人を好きになりたいよ~~~。「わたしがあなたを好きな理由、100個くらい正座してちゃんと言えるから」って真顔で歌えちゃうくらい重たいにんげんなのですわたしは。

答えは風に舞っているらしいので、見つめるものは自分の内ではなくちょっといろんなことに耳を澄ましてみるべきなのかもしれないなあ。本を読もう、本を。

今日のヘビロテ「時が過ぎ和らいで 洗いざらい話せたって」「こんな時間に起きてちゃ ほらまた泣くでしょう? 今日はもうおやすみ」おやすみ/tricot